振り返ると平成⑧
ポケモン元年でしたね。
もちろんやってましたよ。
この年の4月から高校生だったけど。
アムラーとかいましたね。
ルーズソックス。
私は男子校だったのでご縁がなかったですね。
大河ドラマが秀吉で楽しみに観ていました。
映画が当たり年で、今でも人気のインデペンデンス・デイとかも平成8年でしたね。
失楽園とかもありましたね。
高校は男子校で、しかもヤンキー校で、その中の進学クラスという地獄でした。
楽しくないけど、楽しいことを見つける楽しさがありました。
中古CDで激安な謎のCD買いまくったり、古本屋めぐりとか、定食屋めぐりとか、定年後のおじさんみたいな楽しみがありましたね。
辛い中でも楽しみを見つける、それが人生で重要なスキルなんだとわかりましたよ。
いや、学校自体は嫌なことだらけでもクラスは楽しかったんですよ。
進学クラスなので三年間ほぼ同じメンツでしたから。
担任も変わらず、副担任だけ変わるシステムでした。
副担任が他の高校の定年後のベテラン先生で、いい味の方ばかりでね。
一年生の頃はY先生で、超ダンディで、いろいろ勉強になりましたよ。
土曜日も授業があって、土曜日の昼は安い定食屋や町中華を巡って、それから友達とサッカーしてました。
金は無かったのですが、いろいろ家業の手伝いで小遣いはもらえてましたね。
ネットもない時代で、ゲームも個人用のテレビが無いのでやれないので、本を読むことが多かったです。
本ほど安くて楽しめるものはないですよ。
漫画だとすぐ読み終わってしまうのですが、小説なら数日から一週間ぐらい楽しめます。
よく読んでいたのが星新一と筒井康隆です。
もっといろいろと読めば良かったんですが、性格的に気にいった作家ばかりでした。
学校の図書館で借りるのも手でしたが、手続きがメンドイのとラインナップが悪くて古本屋巡って買ってました。
完全に定年後のおじさんみたいな感じですよ。
日曜日に遊びに行くっていっても、高校生らしいことはあまりしませんでした。
自転車で釣りにいくとかね。
蟹江の方まで自転車で雷魚釣りとか。
金城ふ頭も行きましたね。
でも釣りより本をもっと読んでおくべきでしたね。
そういえば私が大好きな渥美清さんが亡くなられた年でもあります。
この頃はあまり映画を観なかったのも悔やまれますね。
より好みばかりしていてね。