展望2020.07.02
釣り(お手軽、初期投資が安い、魚食える、健康的)← こいつが流行らない謎
元釣り人としては、お手軽でもないし、初期投資いるし、食える魚ばかりじゃないし、健康に良いわけでもない、と言いたいところです。
魚釣りをしたことがない人の想像する釣りと、やってる側のイメージって全然違いますね。
それこそ鮎釣り専門の釣り師と、船釣り専門の釣り師と、堤防でサビキや投げ釣りの釣り師と、バス専門や管理釣り場でのマスやヘラの釣り師では言う事が全然違うでしょう。
釣りというものを大きく分けると食べる派と食べない派ですね。
食べたい派ですと、まず食べられる魚種を狙うわけです。
そうなると川魚だと管理釣り場でマスぐらいが安心して始められる釣りとなります。
鮎、渓流は初心者が一人で始めるには厳しいでしょう。
それに環境保護の観点でリリースが多いでしょうし。
食べるとなれば海釣りで、魚種は豊富ですが、現実的に簡単に釣れて食べられるなんてハゼぐらいですか。
ハゼ以外の投げ釣りや穴釣り、サビキってのは環境次第です。
名古屋近郊だとまず言うほど釣れませんし、どこも混みすぎですしね。
堤防で気楽にフィッシングって、都市近郊の釣り場は場荒れしてますし、混みすぎですよ。
けっこうあちこちの堤防やらでお気楽フィッシングしてましたが、とても食べて満足できるほどは釣れないわけです。
ハゼ専門なら良いんですが、それ以外の釣りだとほぼ運ですね。
だいたいマヅメ時以外に釣りしても釣れる量ってのは限られているわけです。
たまたま回遊していて、サビキで当たるってのはあるかもしれませんが、運です。
そういう堤防でも夜釣りなら話は代わりますが、気楽って感じではないですね。
釣果を求めると、それなりに知識と技術と道具の投資はいるでしょう。
チヌ狙いで通ってた時は夜中に準備して潮次第ですが、朝の4時にははじめてました。
それまでに餌の準備と仕掛けの準備するわけですが、乗っ込み時期なんか激寒で帰りたくなるぐらいでした。
朝マヅメが勝負時間なので、だいたい8時か9時までに納竿でした。
いつも仲間と行ってたのですが、エサ代が二人分で3000円から5000円とかでしたね。
それに車代やらメシ代やらかかります。
道具はケチってましたが、それでも一式で1万円はいります。
私はかなりケチってやってましたが、フカセだったのでエサ代だけはけっこうかかりましたね。
道具はもっと安くても良かったですね。
考えてみればフカセと言ってもドン深の堤防なので長さもコントロールもいりませんし、やり取りも速い方が良いので安い投げ竿でも良かったんですよね。
名古屋式の前打ちだともっと安くやれますが、効率が悪いんです。
朝マヅメに魚寄せて釣るならフカセが一番早かったです。
前打ち師からはたまに白い目で観られましたが、釣りは効率です。
でも名古屋近郊じゃ限界というか、面白さの限界点があるんですよね。
SOLAS条約以後は入れない場所が増えたせいで、釣り場も減りました。
釣り場が減ると場荒れします。
その頃考えていたのは遠征ですね。
前の日の夜に出発して、夜中に到着する圏内だと三重県南部尾鷲あたりとかですね。
で、朝マヅメ狙って釣って、帰る。
そうなると車代が凄いことになるわけです。
ほぼ交通費ですよ。
地道でも行けそうなところは、あまり良い釣り場がなかったです。
いろいろ探して回ったんですが、愛知県では限界がありましたね。
その後はチヌをやめて、遊びでルアーやったり穴釣りやったりナマズやったりでした。
でも、釣りって結局は何かハラハラ感というのか、ディープさを求めたくなるわけです。
食べる釣り、ではなくてゲームフィッシング的なものですね。
ゲームフィッシングっていう言葉はあまり好きではありません。
狩猟・ハンティングに近い感覚の釣りがやりたくなるわけです。
自分の場合はチヌの次はヘラでしたね。
管理釣り場はどうも苦手なので、野釣り派でした。
ヘラの野釣りなんて、爺様の暇つぶしか、ガチか、ってところが好きです。
管理釣り場と釣れるヘラが違います。
愛知県の海部郡あたりが一番よく行きましたが、お世辞にもキレイなヘラではなくて、いかにも野べらって感じが良いのです。
ヘラは道具という世界ですが、野ヘラ狙いなので竿は鯉もイケる奴で、浮きも繊細さより安定性でしたね。
底狙いなので仕掛けも簡単でした。
野武士的なヘラ釣りで面白かったですね。
ただ、妙に飽きるのも早かったです。
尺上を上げて、急に行かなくなりました。
満足しちゃいました。
普通はそこからなんでしょうけど、どうも私は狙い通りに釣れると満足してしまうんです。
その後は鯉にどハマりしましたね。
ユーロスタイルはしませんでした。
鯉プカというのもやりませんでした(私が高校の頃に一度流行ってたんですよアレ)
やはり伝統的投げ込み釣りでした。
チヌフカセもヘラ釣りも動的な感じですが、鯉の投げ込みは完全に待ちの釣りで、なぜか妙にハマったんです。
ただひたすら考えて、仕掛けて、待つ。
それが妙に面白く感じたんです。
1mオーバーを上げるまで、ずっと続けたかったんですが、生活スタイルの変化でやめました。
今でも道具はとってありますが、やはりネックは時間でしたね。
とにかく時間がかかる。
マヅメ狙いとか関係ないわけです。
とにかく待つ。
それが楽しいのですが、時間がない生活なので、諦めました。
私はルアーは向いてないみたいです。
ルアー釣りはフレキシブルさが必要です。
考えて考えてこれだ!という狙いが当たるわけではないので、状況に合わせて動くわけです。
それがあまり好きではないというのか、面白みが少ないんです。
バス釣りはシーズナルパターンであったり、いろいろあるわけですが、琵琶湖あたいで釣りしている時は、特定の必勝パターンを発見した事があります。
ただし35センチサイズまでしか釣れないのです。
でもあれは面白かったですね。
そういう必勝パターンみたいなのを発見するのが好きなんです。
たぶん今でも通用すると思いますが、面白い釣りというわけではないので一日かけてやるもんではないですが。
バス釣りは考えている時は楽しいのですが、だいたい失敗します。
あと投げるの下手なので、嫌になるんですね。
高校生の頃はベイトキャスティングも得意だったんですが、オジサンになると面倒になってスピニングですべて出来ないかと考えてしまいます。
そうなると周りからは非難囂囂ですね。
基本は独りで行くのが好きなので、良いんですが。
まぁこの先また釣りをやるかどうかはわかりませんね。
写真趣味も行かなくなりましたね。
コロナ関係なく新様式の生活スタイルになってますから。
ミラーレスですか、MFTで決まりでしょう。
わざわざEOSMとか意味わからないですよ。
ミラーレスで重要なのは、レンズです。
だってレンズ交換式カメラなわけですからね。
そこがポイントです。
なぜわざわざレンズ交換式カメラを使うのかって話です。
レンズを選択する為に交換式なわけです。
簡単便利なズームレンズつけっぱにするなら、他の選択肢があるでしょう。
自分が撮りたい写真のために、または使いたい一本のレンズのために、そのために交換式を選択するわけですよ。
逆に言えば、私はMFTを使うのは、パナライカ25mmや15mmあたりがあるからですね。
そう、EOSのMには使いたいレンズが無いのです。
それこそEOSシステムならいくらでもレンズはあります。
だけどMはまだレンズが無いです。
たぶんEOSの様なラインナップにはならないでしょう。
時代が違いますから。
そう考えると、先がありそうなのはソニーかフジかです。
ただ、お高いですよね。
良いレンズだとかなりお高い。
それならMFTが良心的なわけです。
だけど先がどうも怪しい。
どれを取るかってのは、難しいところですが、とりあえずレンズが安くて多いのがMFTの強みですね。
逆にそれ以外は「コンデジ」で良いかなと思ってます。
1インチ機の進化のおかげで、選択肢の幅があるわけです。
そう言えば一時期にフジのX-S1を本気で考えていた時期がありました。
はじめて自分で買ったデジカメがパナのFZ7でした。
ああいう高倍率機が好きなんです。
貧乏性だから一台で何でもできますってのが好きなのでしょう。
思えばもっとあれで望遠の修行をすればよかったんですが、フィルムカメラメインでやる為に手放したんですよね。
それに、まだデジカメのセンサー技術などが思ったより進んでいなくて、思ったような写りとは違ったのが大きかったですね。
で、技術が進んで、X-S1です。
けっこう自分の好みの写りで、良さげだなと。
ただ、購入までいかなかったです。
MFTとX-S1両方持ってくのもしんどいよなと考えたからですね。
でかいですからね。
で、買わなかったんですよ。
今になってまた欲しくなったんですが、タマ数が少ないので難しいですね。
高倍率機をどうせ買うならG3XかRX10mk4が欲しいところですね。
FZ1000も良いのですが、どうせなら600mmが欲しいじゃないですか。
そういう事考えているから買えないってのもありますが。
パナソニックはもっと高倍率機を作るべきです。
600mmの1インチ機はいるでしょう。
これで1インチ800mm機作れたら、天下取れますよ(マニア向けの)
まぁ、クソ真面目にこういう事やってるからカメラ事業がダメになった気がしますが。
オリンパスは持てる技術の凄さと反比例して商品力が弱いカメラ作りになっていった気がします。
上にあるレンズってプロまたはハイアマチュア向けなわけですが、これ買う人はMFTという選択肢じゃなくても良い気がします。
だったら割り切って多少性能が落ちても、値段的に安くそれでいて挑戦的なレンズスペックを求めるべきだったんじゃないでしょうか?
鳥撮影なんかニコンのPシリーズがけっこう無双してます。
決してセンサー性能が良いわけでもレンズ性能が良いわけでもないのですが、なんせ割り切った設計なので使いやすいわけです。
MFTに必要だったのは割り切りでしょう。
絶対画質でフルサイズに負けても、圧倒的な使い勝手とコスパで勝つ、そんな思想が必要だったんじゃないでしょうか?
いくらフルサイズの半値でフルスペック揃いますと言っても、それだけじゃユーザーが獲得できないわけです。
10万円出せばボディと超望遠レンズ2000mm相当までいけますとか、それぐらいやるべきでした。
パナはパナでクソ真面目なんですが、ライカ趣味のおかげで結構際どいところがありますから、それでファンもついていますね。
GX7なんてはっきり言って使いにくいんですよ。
G5とか、あのあたりと比べたら歴然とした差があります。
圧倒的にG5とかが使いやすいのですよ。
G1の時点でけっこう完成されていて、G6あたりでまた軌道修正されましたが、G5はG1からの完成形と思っています。
だけどGX7ってのはmk3まで出てますね。
やはりあの際どさのある形が良いのですよ。
だけど値段勝負でフジのAPS-C機やキヤノンやニコンとも厳しい戦いです。
レンズまで考えると圧倒的コスパ、と思うのですが、やはりもっと尖った高コスパレンズがいるでしょう。
14-140も一時期使ってましたが、性能的に良くてももっと際どいものがいりますよ(その点オリンパスは逆方向に際どくて、やたらキレッキレのズームにやってましたが、いかんせんお値段が)
14-300、これ作りなさい。
実売5万円で。
あとマクロズームレンズも作りましょう。
30-100で、これも実売5万円以下で。
写りより、際どさです、尖り方です。
MFTにしか無いものがあれば、強いのです。
パナライカ25mmなんて、はっきり言って際どいわけですよ。
あのサイズで、あの値段で、あの写りですから。
無印14や20にオリンパスの45もそうでしたが、他に無いのですよ。
シグマが一時良いのだしてて、60mmは今でも愛用してます。
誰が買うんだという感じでしたが、ここに買って気に入っている奴がいます。
ああいうの出して欲しいですね、また。