映画秘法

映画秘法『パーフェクト・ストーム』70点

オジ(‐◎✹◎‐) サン流映画秘法採点「70点」

うむ。

夏だしな。

なんか海とかな。

良いよな、海。

オジ(‐◎✹◎‐) サンは日本海が好きだ、ファンだ。

8号線な、最高や。

北陸道ってさ、良いよな。

味がある。

夏に走ってみい。

最高や。

スピッツが似合うんや。

ええな。

また走りたいな。

青森から京都まではほぼ全て走破しておる。

あとは鳥取と島根と山口だけなんや。

行きたいな。

冬の日本海はあんまり知らん。

仕事の関係で冬はドライブどころじゃないんや。

荒れるんだろ?

雪も凄いしな。

蟹が旨いよな。

ズワイガニな。

メスが香箱ガニとか色々呼び名あるけど、あれ安くて旨いよな。

漁師さんは凄いよな。

荒れ狂う日本海でカニ漁、凄いよ。

世界中で共通しているのは、漁師さんってのは命がけってことや。

『パーフェクトストーム』はそういう映画や。

わかったか?

わかれよ?

監督は、なんとあの偉大なるウォルフガング・ペーターゼン大先生である。

控えおろう、頭が高い。

あの『Uボート』の監督様である。

もうすぐ一周忌ということで供養のために今作である。

ちな『Uボート』はオジ(‐◎✹◎‐) サンの映画感を作り上げた作品の一つである。

95点オーバーの作品群がオジ(‐◎✹◎‐) サンの映画感というものを作り上げた作品と言っても良いのだが、その一つが『Uボート』だ。

まだ『Uボート』は書いていないな。

まぁいずれ書く。

で、『パーフェクトストーム』だが、要は漁師さん命がけってことやがな。

オジ(‐◎✹◎‐) サンはちゃんと映画館で観たからな。

主演はジョージ・クルーニーでな、まず漁師ぽさは皆無な。

向こうには例えば本邦における「菅原文太」や「渡哲也」のような男、もとい「漢」という感じの役者はもうおらんわな。

まさに漁師より漁師と言えば北島三郎先生がいらっしゃるわけだが、そこまではオジ(‐◎✹◎‐) サンハリウッドに求めない。

さすがに求めすぎ。

海原雄山だってさすがにそこまで求めない、孫に嫌われる。

明石家さんまだってそこまでの笑いを求めない、さすがに村上ショージ師匠がドン引く。

うん、まぁ、でもなんとなくジョージ・クルーニー演じる船長ビリー・タインはオジ(‐◎✹◎‐) サンの思う漁師というよりも、漁師町のスナックでバツイチのフィリピーナに手を出すスロット好きな漁師さん系に近い漁師さん。

ある意味安心感がある横モレガード的な安心感。

メカジキ漁船は5人で漁に出るのだが、どいつもパッとしない、なんか金は儲けたいけど海が好きとか漁師として何か持ってる感は無い。

ジョージ・クルーニー演じるビリーは経験豊富なんだが、そういう感はあまり感じられないのはジョージ・クルーニーだからかもしれない。

なんか胡散臭い。

胡散臭いからジョージ・クルーニーは良いのだが、漁師としては船長としてはどうなんだ?

てんやわんやでFAXが使えなくなり、いよいよ大嵐に突っ込んでいく。

今観るとそうでもないのだろうが、20年前は少なくとも映画館でこれを観たら迫力は間違いなくあったぞ、あったんだぞ、な?

ストーリー展開等で不評もあるけど、映画館で観た時は満足だった。

これ、間違いなく映画館で観ないとおもしろ所がわかりにくいよね。

で、おもしろ所からの落差みたいなところがウォルフガング・ペーターゼン大先生味なのであるね。

客の入りはぶっちゃけ悪かったが、けっこう満足度は高かったと思う。

だけどこれ観たら誰もが思うだろうけど、あきらかに判断ミスからの大嵐なわけです。

そこはモヤモヤするとは思うけど、ウォルフガング・ペーターゼン大先生の海の作品ということで以下略。

オジ(‐◎✹◎‐) サン