映画秘法『ピストルオペラ』88点
オジ(‐◎✹◎‐) サン流映画秘法採点「88点」
鈴木清順監督に向かって最敬礼しろ君たち、いやお前がしろよバカ。
鈴木清順監督に関しては書き出したら無限、ていうか『ツィゴイネルワイゼン』とか『殺しの烙印』とかそれこそキリがないし、いずれまた。
とりあえずオジ(‐◎✹◎‐) サン的には年代的に一番身近な鈴木清順作品って『ピストルオペラ』だったりするし、江角マキコだし、出汁醤油で卵かけご飯食べると美味しいし。
兎にも角にも江角マキコショックという感じな今作品ですね。
ていうかやっぱし凄いですね、鈴木清順は。
そんなことしか書けないオジ(‐◎✹◎‐) サンです。
殺し屋ギルドでナンバーワンを決めるというシステムは、それだけでおもしろ作品プロット半分完成みたいなもんです。
『鬼滅の刃』でも上弦下弦の血闘のあれを作中で描いたりしてたらバトル漫画として盛り上がりまくったんでしょうなー。
こういうのを堂々とドシドシやったらいいんじゃないですか?
閑話休題
兎にも角にも江角マキコなわけですが、公開当時から江角マキコの演技力が駄目だの未納だの落書きだの、こんな私に誰がしたな感じで叩かれたりしてましたね。
ぶっちゃけ江角マキコは江角マキコなわけで、それでいいんじゃないっすかねー。
なんつーのか、今作のキモはすっかりオッサンになったジュリーなわけで、観終わった後はひたすらジュリーな感じになるんじゃないですか?
山口小夜子というもはやレジェンドは素晴らしいお美しい。
まぁ役者陣も濃いのですが、やはり鈴木清順作品というだけあって全般的に今どきの薄味映画からしたら濃すぎる濃厚味噌醤油バターラーメンみたいな感じになるんじゃないですかね?
特段凄まじい特撮CGの類があるわけじゃないのに、濃厚すぎるってのは、やはり巨匠のなせる業なわけです。
あの頃の映画好きは鈴木清順にしては薄味だねーみたいなこと言ってましたが、十分濃厚です。
映像、音楽、演技、脚本、すべて濃厚でしょう。