映画秘法『日本黒社会 LEY LINES 』65点&『DEAD OR ALIVE 犯罪者』69点
オジ(‐◎✹◎‐) サン流映画秘法採点「65点」&「69点」
三池崇史監督は凄い。
凄いんだが、黒社会シリーズとDEAD OR ALIVEシリーズよりオジ(‐◎✹◎‐) サンが良いと思う映画が出てこないだけだ。
あくまでオジ(‐◎✹◎‐) サンの感想であるのであしからず。
『日本黒社会 LEY LINES 』が一番三池崇史作品では好きだし良いと思う。
まず主演が北村一輝で濃厚タンメンな趣。
田口トモロヲも素晴らしいね。
何より素晴らしいのが哀川翔のアニキであって、この映画の素晴らしさの半分ぐらいが哀川翔だ。
トルエンアニキとしての哀川翔は飛び抜けて素晴らしくて、アニキを主演にしたトルエン映画であったなら95点ぐらい軽く逝く。
65点なのは黒社会という割には青春映画だし、青春映画というには黒社会だなってところだ。
要は三池崇史の凄みを殺さないと映画にならない構造問題が実はこの時点であるんだと勝手に思い込んで暴走しているオジ(‐◎✹◎‐) サンの脳内なのである。
プロット、脚本、アイデア、そこでもっと凄いことできるはずなんだという勝手な思い込みだ。
これがトルエンアニキ哀川翔がトルエンで世界を獲る物語だったらどうだろうか?
素晴らしいと思わないか?
今作の哀川翔アニキの演技なら、パルム・ドール取れたはずだ。
オジ(‐◎✹◎‐) サンはそういう映画が観たいんだ。
それはつまりワクワク感ね。
三池崇史監督作品に足りないものがワクワク感だよ。
で、で、ででで『DEAD OR ALIVE 犯罪者』です。
オジ(‐◎✹◎‐) サン的にはこれが三池崇史作品では最高傑作だと、これまた勝手に思ってる、ていうかたぶんそうでしょ。
いや、そうじゃない、映画としてもっと良いものがある、あるがノーカン…ッッ!!認めない…ッッ!!
なぜかと言えば、全方向で振り切った感があるのが『DEAD OR ALIVE 犯罪者』だからだ。
ちなみにDEAD OR ALIVEシリーズは2とファイナルはお好きならどうぞぐらいで、2は点数は42点ぐらい、ファイナルは50点ぐらい。
2とファイナル観るのなら『ゼブラーマン』観ましょう。
まぁ散々あちこちで語り尽くされた『DEAD OR ALIVE 犯罪者』だが、オジ(‐◎✹◎‐) サン的にはラストよりも素直に楽しいハートウォーミングなエログロ暴力を楽しむぐらいが良いと思う。
役者陣も素晴らしいよね。
とにかく暑苦しい不快さが三池崇史作品らしくて素直に楽しめるのが『DEAD OR ALIVE 犯罪者』で点数も高いんだが、『日本黒社会 LEY LINES 』の方が映画としては傑作なんだとも思う。
じゃあなんで点数がってなるが、それは先に述べた通り傑作なんだけどオジ(‐◎✹◎‐) サン好みじゃないってだけ。
逆にあれだ、ラストがあそこまでキレイじゃなくてもっと、こう、トルエンアニキでトルエンがトルエンだったらあれだったな、85点かな。