映画秘法『ゼイリブ』80点
オジ(‐◎✹◎‐) サン流映画秘法採点「80点」
かつては木曜洋画劇場あたりの常連映画でしたね。
はじめて観たのは小学校高学年ぐらいでしたか。
不気味ですよねーあの顔。
そして最後のチョメチョメね。
あれが印象的でね。
心に残っているわけです。
この映画はやはりプロレス、プロレスは全てを解決する。
ていうかジョン・カーペンターって鬼才の為せる技なわけです全てが。
なんつーのか、今だっだら絶対に成立しないプロレス、ゴリ押し、全てが魅力的なわけ。
例えば映画天皇黒澤明の『用心棒』ってのはどうやってもリメイクできる、それほどまで研ぎ澄まされた無駄のない作品なわけですが、『ゼイリブ』ってリメイク不可能すぎだと思いません?
『マトリックス』とか思い描いた貴方、脇が甘いし臭いですよ84推奨。
あのね、世界は実は田中みな実でした、みたいな話はジョン・カーペンターにとってはモーニングコーヒーみたいなもんで、本筋はプロレス、プロレスは全て解決するわけですよ。
要は力こそ全て、だからナダなんですよ暴力バンザイ。
そう、この映画の素晴らしいところは実は世界とはこうであるというモーニングコーヒーにガチのプロレスという5ポンドのTボーンステーキを組み合わせたところなわけです。
そんな映画、この前にも後にもないですよオジ(‐◎✹◎‐) サンの知る限り。
ていうかプロレスってもっと映画と組み合わせた方が良いよね。
なんつーのか、実はプロレス入れたらストーリー簡単になるしクソ脚本もまともになるんじゃね?
クソみたいな脚本と言えば昨今では『スターウォーズ』のEP8が代表格ですが、あれでプロレス入れてたら傑作化してたね。
フォースプロレス、ライトセーバーのような表道具は野良犬相手に不要、むしろ表道具など銀河系では無粋、宇宙ではフォースプロレスこそ至高にして究極。
かのパルパティーンも、かのマスター・ヨーダも愛してやまなかったフォースプロレス。
オビ=ワン・ケノービもアナキン・スカイウォーカーもリングの上で師弟対決を繰り返し、毎度お互いのマイクパフォーマンスで悪口合戦、それにはパドメも呆れ顔。
メイス・ウィンドゥなどはフォースプロレスのために一日100回のスクワットを自らに課していた!!
しかし銀河全体を巻き込んだ大プロレス戦争の後は禁止され姿を消していたかのように見えた。
だがしかし、密かに残されていた最後のデス・スターに一つのリング有り。
ファースト・オーダーはレジスタンスとの決着の場をそのリングに指定した!!
ファースト・オーダーからはカイロ・レン、レジスタンスからはルーク・スカイウォーカーの下でフォースプロレスの修行を積んだレイが挑む。
恐怖のデスマッチ、荒れ狂うフォース、恐怖でしかないローズ。
ていうかローズ単騎投入で勝てそうだな、DEATHチューすれば致命傷だろカイロ・レン、と語るフィンとポー、静かにうなずくアクバー提督。
レジスタンス最強究極奥義のハイパースペース謎機動ジャンプアタックでカイロ・レンを血祭りにあげるのか!?
それともダース・ベイダー流必殺スカイウォーカーツイストで銀河皇帝の孫を絞め殺すのか!?
100万のストームトルーパー共が見守る中、静かにゴングが打ち鳴らされたのであった・・・
という脚本ならまずクソ扱いはなかったねマジで。