車選び考⑦
車選び考のつづき
昨日、知り合いのゴルフⅤのGTIを40万でどうだという話を聞いた。
40万かぁ。
個人的にはないな。
まず外国車があまり好きでない。
ゴルフという車は好きでも嫌いでもない。
なら積極的に買おうという気持ちにはならないなぁ。
ただし、これがジェッタだったら、別だ。
ジェッタなら即買いかもしれぬ。
ゴルフにトランクくっつけただけのような車と言えば、そうなのだが、個人的にジェッタが好きなのだ。
ゴルフに乗る人は多い。
外国車で一番売れているのではないか?
きっと良い車なのだろう。
だが、以前に上げた条件からすると個人的にゴルフは選べない。
ゴルフバッグが載らないのだ。
つまり積載性能がよろしくない。
ところがどっこい、これがジェッタだと違う。
ちゃんと載る・・・らしい(知り合いでオーナーがいてそう聞いた)
ならば使い勝手はジェッタの方がよろしかろう、と思うのだが、そういうことを気にする者は最初からジェッタを選ばないのかもしれない。
ゴルフは女性のオーナーが多いように見受けられる。
街中ですれ違うゴルフの運転手は女性が多い。
ファーストカーで選ぶならミニバンが主流の時代だ。
ファーストカーはミニバン、奥様用のセカンドカーでゴルフというパターンなのだろうか?
男性でゴルフというと独身、もしくは夫婦二人で、あまり荷物を載せない、あまり大きな車はいらない、しかし、国産と違った車が欲しい、そういう感じで選ばれるのだろうか?
そういえば今回のゴルフⅤの話も、お子さんが生まれて車を大きなものに買い換える予定だからだそうだ(まぁ子育て、となるとスライドドアで天上が高い車が便利だろう)
ディーラーの査定が35万だったので、それなら知り合いに40万で売ったほうがいいんじゃないか、そんな話になったそうだ。
思いのほか安い査定額にびっくりだ。
以前乗っていたガタガタボロボロのコロナプレミオでも30万ついた。
そこら辺はやはり信頼性とかの問題なのだろう。
下取りを考えるとトヨタは強い。
で、ジェッタの話だが、アレはいいものだ。
もっと売れてもいいのだが、何故か売れない。
ゴルフは確かに抜群の知名度だ(某大物評論家がⅡを褒めちぎって売れ出したような記憶がある)
だれでも知っている車だろう。
性能もあれだけ評価が高いのなら、きっといいのだろう(見ず知らずの人間の評価なんざ僕はそこまで信用しないが)
ジェッタはゴルフのセダン、と言ってもいいだろう、つまり性能は同じ、それにトランクが追加されて積載性能もいい、なのに売れない。
値段もそこまで変わらない。
まったくもって不思議な話だが、だが、だが、それがいい。
売れてないから、いい。
BMWの3やベンツのCやアウディのA4より断然いい。
何故か?
まず、ジェッタに乗れば確実に「ちょいと通」なオーラが出る。
「あ、こいつなかなか通だな、わかってんな」オーラが出せるのだ。
最近はそういう車が少なくなった。
昔のレガシィ、プリメーラ、カペラ、アコード、ああいうオーラだ。
これがジェッタでなく、シロッコとなると、マニア・好き者になるので、ダメなのだ。
どうせヘンタイならサンタナ乗っちまいな、なんてな。
ゴルフとか、3やCやA4では、オーラがない。
ゴルフはともかく、3だのCだのは値段もかなりお高くなるが、オーラでジェッタに負けている。
ボンボンなお坊ちゃんか、小金持ちマダムぐらいにしか思われない。
それはかなり重要なポイントなのだ。
女子ウケだの、なんだのなんざ実際はどーでもいい。
大事なのは「オーラ」だ。
オーラなんて言うと大げさなので、雰囲気と言ったほうがいいだろう。
ジェッタに乗ると自然と醸しだされる雰囲気があるのだ。
ジェッタに乗ってれば、羽織ってるユニクロのジャケットが、ラルフに見えてくるってもんだ。
そういう感じ。
まぁどうでもいい話でした。