東北一周紀行2006@第二章仙台松島残侠篇

猪苗代湖から太平洋を目指す。

意味がわかるようでわからないが、カブトムシより頭が悪いんじゃないかと疑われている当方である。

人生の基本が男塾という男である。

東北一周となれば、海沿いに進むより道はなし。

それほど単純な男である。

とりあえず猪苗代湖から東へ行けば海だと考えた。

そしたらだね、なぜか高速道に入っていたんだっぺよ(おったまげ)

仕方ねぇべ、入っちまったもんわよ。

男ってもんは一か八か、やるかやられるかだ。

恐らく磐梯山サービスエリアである。

喜多方ラーメンである。

サービスエリアなのに。

サービスエリアなのに美味い!!

何これ喜多方ラーメン美味くね?

うわー喜多方行けば良かった。

でも、これで充分美味くて大満足。

美味し!!

久々に栄養を取った。

後はひたすら進むだけ、ていうかもうお昼だしな。

少し急がねばな。

ということで海の近くまで高速道路で移動である。

気がつけば宮城県、仙台市。

仙台市を華麗にスルー。

まさかの仙台スルーだが、いまさら大都市に行ったところで無駄に時間と金を浪費するのは目に見えている。

絶対にホテルに泊まるだろうし、夜が来れば出歩く。

ろくなことがない。

なので多賀城市を目指す。

45号線がなかなか渋滞で困った。

時間がかかったが、夕方前には松島である。

松島なので松。

松で島が見えない松島。

GR10ですね。

画角が広いからね。

どこからあの遊覧船に乗るのかよくわからなかった。

想像はしていたが、なんともコメントしようのない松島や、であった。

とりあえず松島を観た。

日本三大名所である。

満足。

満足したのは良いが、後はひたすら海沿いに走るだけか。

実際問題走らないと5日間ほどの「自由」では旅は終わらない。

実は後々いろいろと後悔先に立たずなわけなのだが、ここで内陸部へ進んで平泉を目指すべきだったんじゃないか説があって、いまでも答えは出ない。

平泉を観たかった。

それはともかくである。

とりあえず、疲れた。

ちょっと休憩したい。

休憩していたら夕暮れである。

この時はじめて旅に出て素直に良い景色と出会えた感があった。

東松島あたりである。

この後、車を走らせ北上していく。

カーナビのおかげでスーパー銭湯にも寄れた。

お年寄りが何喋ってるのかよくわからないところでいよいよ遠くへ来たもんだと感じた。