2008年小旅行@天命反転地から琵琶湖からのパ軒

小旅行というもの。

当方は大旅行はさほど行かない。

ていうか行けない。

時間が常に無い人生だった。

ていうか今でもそうだし、さらに悪化している。

だけども、そんな中で時間を作って近場に行く。

小旅行である。

2008年は時間がなかった。

とにかくムダな仕事が多くて時間がなかった。

近場で良い、ていうか近場って意外といろいろとある。

名古屋から車で一時間も走れば、もう名古屋ではない。

木曽三川を越えれば、もう気分は旅だ。

西へ向かえば必ずたどり着く、それが養老天命反転地。

ご存知、天命反転地である。

荒川修作とマドリン・ギンズによる構想を公園施設として作られ、芸術作品なのである。

そうだ、我々には休みが必要だし、ドライブする自由が必要だし、芸術が必要なのだ。

金を出せば何でも手に入るようなテーマパークよりも、我々に必要なものは意外なところに意外なものがあるものなのだ。

カメラがあれば、どんな時でも楽しめる。

アートな地でアートをする。

これは一種の文化の極み、人類の頂点である。

昆虫観察も出来る。

自然とのふれあい。

まぁオジ(‐◎✹◎‐) サンは虫とかあまり好きではないのだけどね。

勝手に飛んでくるんだよ。

意味とか難しいことはわからん。

わからんが、体験することが自由なのである。

不思議なもので、やれ3Dだプロジェクションマッピングだテーマパークだというものよりも、天命反転地の方が不思議なパワーで満ち溢れているのだな。

派手なビルや観光施設に金出すより、芸術家に好きなように好きなものを作らせた方が良いんじゃないか?

ビルの中で展覧会やるよりさ、施設そのものを作ってもらえば良いんだよね。

本当はこれを名古屋なり東京なりのど真ん中ぐらいに作るべきなんだよ。

買い物やらの施設は逆に郊外で良いだろ。

オジ(‐◎✹◎‐) サンなら名古屋の観光力アップのために市内にアートだけのテーマパーク作るよ。

アートなテーマパーク、飯食うところも買い物するところもいらんのよ。

おトイレだけはいるけども。

楽しむってのはさ、勝手にやることなんだよね。

何かがあるから楽しめるのではなくて、何があっても楽しむもんなんだよ人間は。

その力が衰えると、夢の王国を求めるんだよ。

しっかし天命反転地は素晴らしすぎてね。

何度訪れても素晴らしい。

もちろん養老の滝も。

何度訪れたことか、もう忘れたが、良い。

鍾乳洞を求めて。

養老から北へ向かえば大垣を越えて関ケ原である。

関ケ原は関ケ原であるが、意外となんというのか、関ケ原ウォーランドのせいでいろいろと残念スポット化してしまってる感これあり。

関ケ原から琵琶湖へ。

長浜まで到着。

おそらく信長の時代から何も変わってないんじゃないか、この景色。

胸にムキューンとくるものがある。

旅情。

はっきり言って短距離の小旅行なのに、旅情まで感じられて満足。

これが琵琶湖の力である。

ドライブとしては物足りないのも事実。

ということで敦賀のヨーロッパ軒まで。

通称パ軒。

ここも何度来たことか。

スカロップを食す。

まぁソースカツ丼は何度も食しているのでな。

小旅行だけども、濃度が違う。

小旅行だけども、満足度が高い。

立派な旅である。