映画雑感『スカーフェイス』

『スカーフェイス』(原題:Scarface)は、1983年のアメリカ映画。監督はブライアン・デ・パルマ。1932年のギャング映画『暗黒街の顔役』(こちらも原題は Scarface)をオリバー・ストーンが脚色した。主演はアル・パチーノ。キューバからアメリカにやってきたボートピープルの青年トニー・モンタナが、コカインの密売でのし上がり、自滅していく様子を描いたピカレスクロマン。トニー・モンタナ役は当初はジェフ・ブリッジスがやることになっていた。 wikiより

言わずと知れたギャング・犯罪映画。
三時間たっぷりのボリューム。
全編アルパチーノ全開。
『ゴッドファーザー』3部作とこれを観ればアルパチーノの顔は当分観たくなくなるぐらいだ。

僕は落ち込むとこの映画を観たくなる。
もしくは『パルプフィクション』のどちらか。
テイストはだいぶ違うが、どちらも好きな映画だ。
基本的に「f●ck」「f●ck」うるさい映画が好きなんだ(意外とこの映画ではそこまで使われてないんだけど印象として)
気分が沈んだ時に『ショーシャンクの空に』とか『戦場のピアニスト』とか観たいか?
僕は嫌だね。
スカッとするなら西部劇あたりでもいいのだけど、なんかそれも違う。
ヒーロー物じゃ駄目なんだな。
『アンタッチャブル』も大好きな映画だが、落ち込んだ時に観たくはない。
『スカーフェイス』の方がいい。
破滅感がいい。
どん底から這い上がって、欲しいものを手に入れていき、満たされず、自滅する。
この映画は結局どう観てもそれしかない。
もう少し上手くやれれば、トニー・モンタナのそれからは変わったのだろうが、それができないのが人間だと思う。
後からは何とでも言える。
あの時こうすればよかった、そしたらもっと上手いことやれたのに、人生はそれの繰り返しだと思う。
落ち込む時はそんなことばかり考えている時で、そんなこと考えてもしょうがないだろう、と自分に言い聞かせるためと、
もっと上手いことやれよ、と言い聞かせるためにこれを観るんだろう。

あとこの映画の音楽とアロハシャツは最高に良い。
80sがダサい?
いや、むしろ良い。
良いと思うよ。
この時代はもっと見直されるべきだよ。