A gentleman will walk but never run,  お知らせ,  俺の話を聞け、頼むから

Englishman in New York

Englishman in New York : Sting

前やっていたHPの名前を決めるときに、この曲の歌詞の
「A gentleman will walk but never run」
を気に入っていたので、使わせてもらった。

簡単に訳すと
「紳士は歩くが、走りはしない」
かな。

この歌詞だけだと意味が伝わりにくい
「Takes more than combat gear to make a man
Takes more than a license for a gun
Confront your enemies, avoid them when you can
A gentleman will walk but never run」
「武器や銃のライセンスを持っていても、一人前の男じゃない
敵とは真正面から向かい合い、戦いを避けるものだ※1
紳士というのは、歩きはすれども、走りはしない」

この曲は、ニューヨークにいるイギリス人であるスティングが、異国の地で感じる疎外感・違和感の中でも自分らしくいようと歌った歌、つまり「郷に入れば郷に従え?どこにいようと俺様は俺様だ!!」的な歌で、エゴイスティックと言えばエゴイスティックな感じもする。
でも、エゴイストは悪いことなのか?
自我の無い人間はいない。
誰でも「自分」を持って生きている、そして「自分」を殺して生きている。
全てが全て自我を押し通しては、衝突ばかりになる。
だから、
「Takes more than combat gear to make a man
Takes more than a license for a gun
Confront your enemies, avoid them when you can
A gentleman will walk but never run」
ということなんだろう。

「自分らしくある」ということは大事なことだと思う。
「我」を通すことは大事なことだと思う。
それがなければ、楽しいことなんてできないよ。
逆に誰からも理解されないだろうよ。
でも、自分を押し出すということは、人とぶつかることではなないんだ。
人とぶつかるために自分を押し出すのではないんだ。
「Be yourself no matter what they say」

「誰がなんと言おうと自分らしくあれ」
ひょっとしたら誰からも理解されないかもしれないし、相手にされないかもしれないが、自分が自分らしくあるためには、自分を出していくことが大事なんだ。

この曲のPVに登場する老齢の「女性」について調べてみると大変興味深いですよ。
このPVはPVのお手本のようなPVだと思います。

※1 「男」ならば武器や銃のライセンスを持つより、敵と向かい合ったとき、戦いは避けるべきだ、のほうが訳詞ぽいけど、意訳しました

agwwbnr/Kenshin Hoshino